正しいケアで確かな一歩を

防止するため

頑張っている人に頑張れは厳禁

うつ病が一般的な病気として認知されたおかげもあってか、一昔前と比べてうつ病を患っている人に対する接し方が随分と変わりました。これまでは、うつ病を患っている人に対して頑張れと声をかけてしまうのが一般的な感覚でした。これには「努力が足りないよ」「甘えちゃいけないよ」という意味が少なからず含まれていたのです。しかし、現在では頑張れと声をかけるのは完全にNGです。頑張って頑張って頑張りぬいて心がオーバーヒートしてしまった状態がうつ病ですから、頑張れという声援は崖から突き落とされるのと同じくらい絶望的なものなのです。 このように、接し方ひとつでうつ病を患っている当人をどん底の状態に落としかねないのです。そのため、近しい人にうつ病を患ってしまった方がいる場合、やみくもに応援するのではなく専門家や専門の医師に接し方を詳しく学ぶ必要があるのです。

うつ病を防止するには規則正しい生活から

多忙であることが当たり前の社会が変わらない限り、うつ病はますます増えていくでしょう。そのため、私たちは自分で自分を守らなければなりません。 自分で自分を守ると言っても特に難しいことではありません。早寝早起きのリズムを作り出し、生活にメリハリを付けることです。そして、できるだけ仕事は会社の外に持ち出さず、ONとOFFを完全に切り離すようにしましょう。また、心配事がある場合はひとりで抱え込んでしまわないようにしましょう。相談できる人や場所を作っておくべきです。 もし身近な誰かがうつ病になってしまった場合、その人を救ってあげられるのは家族だけです。いくら仲が良くても、家族しかその人を救ってあげることはできません。うつ病から自分の身を守るのと同時にうつ病と戦っている人との接し方も学び、みんながみんなに優しい社会を実現していきたいものです。